無味乾燥地獄地獄地獄

 たぶん大学は辞めることになるだろうし、公務員試験も受けてはみるつもりだが、受かりはしないだろう。そう思えるのが鬱病のせいであろうがそうでなかろうがもう割とどうでもよくて、一日に十五時間ほど寝ているこの生活を終わらせてしまいたい。終わらせる、というのは(本当に治るのなら)鬱病の完治が望ましいけれど、そうでないならもう死んでしまいたい。そう思って毎日を送っている。
 これまでの人生で本気になって取り組んだことって思い出せないし、本当に楽しかったことも何かあったっけ?という感じだ。それが鬱病のせいだろうがそうでなかろうが、今そう思う、ということが自分にとっては重要であったりもする。
 これから先にだって明るい材料はない(少なくともそう強く感じる)。うつを治す関連の書籍を2冊ほど購入したが、原則、鬱が治った先に「常識的な一般人の社会生活」が戻ってくることが前提に書かれていてがっかりする。鬱が治ったって、私には「大学を2年休学したあげく、復学しても満足に行けなかった」「このまま社会から外れていく生活」「彼女にふられ友人もいない」現実が戻ってくるだけで、「鬱病が治ったらシアワセが戻ってくる」わけじゃないのが明らかな気がして、うんざりする。
 オトナの敷いたレールにだらーと乗り続けてここまで来たけれど、今になって「ここから先は自分でやれ」と急に言われた気分。もちろんだらーと乗ってただけだった自分に責任がある。少なくとも「黙ってこれをやってれば安心」と思っていた。誰かタイムマシン作ってくんないかなぁ。
 昨日、マンションの屋上を下見に行って、「あ、ついにこんなことしてるわ。ダメだこれ」と思った。
 不安だー。ひとりぼっちだー。絶望だー。って書くだけ書く。治るの?これ。いつ治るの?