女王の教室 第3話

 たまんねっ!とか、おもしろっ!とか言いながら、ウヒャウヒャ笑いながら見た*1。脚本家、性格悪っ!何あの展開!*2細かいツッコミはおいておくとして、個人的に大ヒットドラマ。
 多分、脚本家の本音は、悪役であるところのマヤ先生の正論にこそあるのだろうなと思う。「危険な魅力」に溢れた思想にもとづいて悪役にすきほーだいさせるのは、割とよくある手法だし。
 これをおもしろがって見れる自分は多少なりとも性格が悪いのかもしれない。気にしないけど。ほとんどドラマ見ない(某トレインマンも見てません)けど、これは最後まで見ると思う。たぶん悪は滅びていくのだろうから、だんだん私のテンションは下がるのだろうけれど。とにかくこのタチの悪さがたまらん。個人的にヤバい。
 実は1&2話ダイジェストの最初のほうで、マヤ先生は生徒の「成績や頑張り」を評価すると言ってたので、「嫌なところも多いけど実はいい先生」的な展開を私は予想していた。*3予想はダイジェストの段階でサクっと裏切られたけれど、まだその線を(ほんのちょっぴりだけ)信じていた。もう無理そうね。言ってることはおおむね正しいけど方法論は微妙。まぁ悪人なら悪人で、悪の道をできるだけ狡猾に、ねちねちとやってほしい。
 主人公の女の子もかわいくてよいね*4。「てへっ」はあざといので嫌。
 文章がまとまらないのはいつものことです。気にしないでください。このドラマ、客を選ぶというか、好き嫌いがハッキリわかれそう。感情移入して見るタイプの人は辛くて辛くて、別の意味でたまらんだろうなぁ。
 とりあえず個人的イチオシです。性格悪い人は是非みてみれ。

*1:言うまでもないとは思うが、フィクションだからである。現実のこういう話は吐き気がするほど嫌いである

*2:馬場さんが裏切った時ガッツポーズさえしたという。

*3:エンディングは「みんな規律を重んじる立派な私立中学生になったが、マヤのことは嫌い。マヤは『私が嫌われるのは別にかまいません。生徒たちが立派になってくれれば』的な台詞をはく」という感じだろうと信じてた。

*4:こういうこと書くのはあらぬ疑いをかけられそうでちょっと心配。