インターネットの底力に期待

 好きなんだけどあんまりわかってもらえないもの・知られていないものについて書くことでインターネットを通じた理解者の出現を心待ちにする実験。
 要するに、マイナーだけど好きなものについて書いておいたら、同じ趣味の人が食いついてくれないかなぁ、ということですね。
1つめ:漫画「ぶかつどう」
 週刊少年チャンピオンにて連載されていたギャグマンガです。連載中ずっと、なぜか単行本にならず痺れを切らして「ぶかつどうって単行本出ないんですか」とアンケートハガキを出すほどに好きだったのに、結局コミックス化はしなかった。
 さすらいの部活野郎、金田がいろんな部活の部長と対決するマンガです。「このもちは食える!」とか「金田固め」とか「1800パンチ」とか「生物部の宅鍋」とか「風車の理論EX」とか「マヨネーズ仲本」とか、知らない人間にはさっぱりわからない単語を並べてみる。終盤のまずいカレーで一気に突破するくだりとか、割と反則ぎみにおもしろいんですよ?
2つめ:ゲーム「ファイナルラップツイン」のクエストモード
 PCエンジンのHuカード。レースゲー。おまけのくせにやたら力の入った「クエストモード」が大好きだったのですよ。ドラクエ風のRPGで、戦闘がレースなのよ。
 チビ四駆なる玩具でもって、野良レースで稼いでパーツを買ってチューンアップ、地方ごとのチャンプに勝ち6つの「チタンのネジ」を手に入れて世界チャンプに挑むとか、何かそんな感じ。巨人の星のパロディ的な父と姉(死ぬと強制で家に戻され、姉にこっそり小遣いもらえる)だとか、キャラがかなりキテルので面白いのですが、だれとも話が合わんのです。
 フィールドで会う雑魚(ランダムエンカウント)が「おーいOOOO君、このXXXXとレースをしてくれないか」という意味のことをだらだら言ってくるのです。んで「いいえ」を選んでも逃げれないと「だがXXXXはかってにレースをはじめてしまった!」とか「だがXXXXは ねまわしのいいやつだった!」とかいってレースになるのですよ。(にげやすさはパーツ「ボディ」で変わります。)
 「OOOOはあたりをしらべた。 だがゴミがおちているだけだった」とか
 「OOOOはあたりをしらべた。なんと(パーツ名)をふんでいた!(パーツ名)はこわれてしまった!」とか、一生懸命バカやってて好きだったのですよ!!
 今でもフィールドの曲や敵出現の曲を口ずさむことができます。ダンジョン1つしかないです。敵の名前がおもに「車の名前+人名」なのにたまに「みつおのおとうと」とかもいます(みつおもいるよ)。ていうかキャラの顔はほとんどモンタージュ方式で作られてます。たまに雑魚敵と同じ顔のパーツ屋の主人とかもいます。だがそれがいい、ってやつです。偏愛。