国家の品格

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

前半の問題提起の部分が非常によかった。日ごろ感じていたが表現に困っていたことが分かりやすく書いてあって「自分以外にもこう感じている人間がいるのだなぁ」という意味での安心感があった。(ただし自分の意見を補強するような本ばかり読むのはあまり良い読書とはいえないとは思うけれど)
後半の「じゃ、どうすりゃいいのよ?」に対する答えの部分は、必ずしも正解であるとは思えなかったけれど、案としては興味深いものがあった。