無題

 わりと簡単なことで、ぼくがひとつの惑星であるならば、外からの情報は全て惑星の中心で煮えたぎり、時に噴き出して地殻を作っている。その表面には「どうでもいい」という名の海が広がっている。そのところどころに点在する島こそが漫画やゲームやなんやかんやであって、ふつうの人の惑星に比べ、ぼくの惑星は海ばっかしである。しかも、このところ地盤がゆるい。全てが「どうでもいい」の大海原にのみこまれんばかりなのである。

古池や 蛙とびこむ どうでもよい*1