洋服選びトーク
「人は見た目が9割」なんて本がありますね。
- 作者: 竹内一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 新書
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例えば洋楽アーティストの名前がついてるとか、ブランドロゴがでっかく入ってるとかだと「あぁ、こいつは洋楽好きか」「ブランド好きか」などと判断されてしまいますよね。そこまで行かずとも、「HIPHOPが好きそうだ」とか「アキバ系だ」とか「パンクだ」とか「ギャル男だ」とか「ちょい不良だ」とか、何でもいいんですけど、そういう枠組みにつかまってしまいそうな服は買わないように努力しているのです。ユニクロ荒木Tは例外ですが。
「それなりにちゃんとした身なりの人だが、服装から何が好きだとか判断がつかない。流行に敏感ってわけでもない」と思われるのが、こっちとしては妥当です。単に「よくわからない」だけなら、奇抜なファッションでもいいのでしょうが、こう、豆腐みたいな存在感というか。強く「こういう味!」という自己主張はしないけれど、よくよく味わってみればおいしいよ、みたいな*1。
もうちょっと極端なことを言えば、赤い服は情熱的とかのレベルでさえ規定されうるので、原則モノトーンか地味な色味の服ばっかし買います。白から黒までのモノトーン、紺、ベージュ、カーキ、ブラウン、シルバーといった色の、おとなしい形の服が好きです。(そういう服は本気で男前でないと似合わないような気もするのですが、とりあえず気にしないのです。)
人は見た目が9割だというのなら、できるだけ見た目から何かを悟られてなるものか、という反骨精神なのかもしれません。ひねくれものなので。ともかく、こういう服の買い方をしています。
すると選択肢は大幅に削られ、ほとんど無印良品くらいしか着るものがなくなります。
ぼくのほしいデザインの服がぼくのほしいだけ、ぼくの許せる価格で売っている店はどこかにないものでしょうか(具体的な無茶)。