んーと

ときおり漫画の原作者か編集者になりたくなる。すなわちロクに絵が書けないくせに自分が慣れ親しんだ創造物に干渉したいだけの哀れな魂だ。
ときおりゲームの企画者になりたくなる。すなわちロクにプログラムも何もできないくせに自分には何かよいものが作れると信じる愚かな魂だ。
つまり、そのための努力・研鑽をすっとばして、てっとりばやくキモチイイところだけかっさらっていきたいです、という傲慢な主張だ。ぼくは20代後半にもなって、何もしないで夢を見ることにばかり長けていて、ホワイトカラーとブルーカラーの狭間(水色?)で眠らない夢ばかり見ているので困る。
まれに「その気になったら何かやらかしそうだ」と言われることもあるが、それは「あの子はやればできる子なんですよ」という母親のような感じがする。あしたやってやるさ。あしたっていつだろう。がんばれおれ。がんばってから死ねおれ。