無題

2月14日。男を待ち伏せする女。手には袋入りのにぼし。
男、女に気づく。面識はない。間髪を入れず、女はわめく。
「お前はにぼしでも食ってろ!」袋のにぼしを鷲掴みにし、さらに男の顔面に投げつける。
男が唖然としているうちに、女は袋のにぼしの全てを投げつくし、最終的に袋も投げ(空気抵抗でうまく飛ばず、あらぬ方で落ち)、そのまま去っていった。
この一連の出来事が終わったあとで、男は思い出す。
「あぁ、今日はにぼしの日でもあったんだ…」


そんなラブストオリイが思い浮かんだ。女はツンデレっていうか。