映画「かいじゅうたちのいるところ」

所用のため有給休暇を取ったのだが、午後から時間ができたので映画を見に行った。ひとり映画なめんなよこの野郎。
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/

少年マックス(マックス・レコーズ)は寂しがり屋のきかん坊。女手一つで子育てしているママ(キャサリン・キーナー)もほとほと手を焼いている。ある夜、ママに叱られて家を飛び出してしまったマックス。そんなマックスがたどり着いたのは奇妙なかいじゅうたちが住む不思議な森だった。かいじゅうのキャロルとその仲間たちに気に入られたマックスはみんなの王様に仕立て上げられるのだが......。

↑ http://movies.jp.msn.com/features/insidestory/article.aspx?cp-documentid=3503714 から引用
よかった。原作も監督も知らずに見たがよかった。おれの拙い表現力では語るそばから魅力が砂になるタイプのある種の繊細さと、原題どおりのwild thingsがいい具合に映像化されていておもしろかった。お話は、なんというか、理解できないが共感できるというか、こども性というか、謎の感動というか、おれには表現できないんだ、とにかく。子供向けでも中高生向けでもなく、大人向けだと思う。かいじゅうたちや出来事やアイテムをマックス少年のリアルと象徴的に結びつけて解釈していくのも意味があるのだろうけれど、そんなことせずに「こどもの感性」を解き放ちながら見たつもり。
でも何回も「いや、それ死ぬから」って思った。
あとやっぱ実写のこういうクリーチャー作らせるならジムヘンソンのとこなんだなーと思った。ほんとすげえ。