人生について考える(だらだらと)

 天才型でいつも一等賞の人間は、「超人とは退屈なものだな」とかいいます(覚悟のススメより、散さまのお美言葉)。贅沢な悩みですね。
 努力型でいつも一等賞の人間は、頑張らないと不安でいっぱい。当然のように一等賞であるという期待をかけられてプレッシャーを感じています。
 いつも二等賞の人間は、いつも一等賞の人間がおもしろくないはず(名前わすれたデスノートの人)。
 頑張らなくてもまぁまぁできる人間は、「もし頑張ってうまくいかなかったら嫌だなァ」とかと思って、本気を出したがりません(セルフハンディキャッピングというやつです)。「こんなに手抜きしてもまぁまぁの結果が出た」とか「手抜きしたんだから悪い結果でも仕方ないさ」という考え方をします。頑張ってもうまくいかないことが怖いのです。
 頑張って真ん中へんの人間は、自分の限界やそのずっと上を知ってうんざりします。
 頑張らないし能力の低い人間は、一生自分に言い訳しながら生きることになるでしょう(それが貫きとおせれば、幸せなのだろうけれど)。
 頑張ってもできない人間は、きっと強くなれるけれど、「できない」という事実がいつもモヤモヤしているでしょう。
 頑張る・頑張らないに関わらず、できる・できないに関わらず、誰だって現状に不平を持つことはある。要は気の持ちようなのだろう。何だかなァ。