土曜ドラマ「女王の教室」第1&2話ダイジェスト

 女王の教室というドラマのダイジェスト版を見たのですよ。
 いやー、いいね。あんな先生。誇張ぬきで。そりゃまぁやりすぎ感はあるんでしょうけど、真実を語る教師、現実を見せる教師というのは、絶対的な正しさを持っていると思うのでね。私は。
 無論「子供に夢を」という考え方もありますが、社会に与える気がなくったって、子供は途方もない夢を見ます。大人は(社会は)その途方もない夢を現実に変える方法論を、学校教育を通じて伝えるべきなのかもしれませんね。「そんなもん無理だ」という残酷な現実をつきつけるべきなのか、辛い道だが頑張れというべきなのかは分かりませんが。
 見てて思い浮かべたので、大好きな山口貴由先生の漫画「炎のうさぎ戦士」に登場する銭形先生の台詞を引用しておく。

ガキってのは中途半端な個性を才能とかん違いしてやがるんだ。
そうゆう「うぬぼれ」は叩き潰してやらねえと将来イタい目みるんよ。
教育ってのはそうゆうもんよ わかるかい?

 とにかく、少なくとも私に限って言えば、いわゆる熱血教師ものよりは見る気になるってもんです。
(元彼女はこのドラマきっと見ていられないだろうなぁ。)
 あと、私は(割としつこく言ってるけど)勉強しないで中の上の成績をとる生徒だったのでね。そしてそこそこ、いわゆるいい子だったのでね、あのクラスにいたら気持ちよく生きられると思う。
 ここに書いたか全く記憶にないのでたぶん書いてないのだろうけれど、テレビで「GTO」がやってたころに「生徒の権謀術数に、さらに一枚上手の権謀術数で勝利するイヤミな教師の学園もの」を空想していたのだけれど、かなりそれに近くて心が読まれてるのかと思ったりもした。
 いつもながら雑多な感想だ。もっと「論」にしたいがその才能と努力が足らないみたいだ。
炎のうさぎ戦士 1 (SPコミックス)
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