誰かに怒られそうな選挙の話

 こないだ実家に帰ったときに、うちの母と私の友人と、こんな会話をした。
母 「アンタたちももういい歳なんだから、しっかりしなさいよ。ちゃんと選挙とか行ってる?」
友人「行ってますよ。何も書かないですけど。」
私 「白票とな。」
友人「うん。だって…(権利の放棄は正しくない、とかそんなような話)。」
 友人は学力的にはアホの部類ですが一応大卒で現在は働いてます。さらに趣味(音楽方面)で今でも活動的な夢追い人でもあります。私より社会的にも、人間的にも立派ですね。
 …私ですか?選挙、行ったことないです。面倒くさいから。
 「どうせ誰に入れても同じでしょ」とか馬鹿なことはいいませんよ。面倒くさいから行かないんです。その結果として、日本の政治がどうなったって仕方ない。それでも面倒くさいから選挙には行かない。政治よりも目先の面倒くささ排除のほうが大切。そういう生き方してました。
 何よりも「面倒くさいから」を優先させたその選択が、そして覚悟が、自分らしくかつ美しいと愚かにも考えていたのです。ええ、愚かにも。
 何となく考えが変わったので、次回はちゃんと選挙に行くつもりです。それだけ。