卒業した。

 土砂降りの中、卒業証書をもらってきた。秋山さんの本おいてきた。階段のわきの水路が滝のようだった。靴のかかと部分(スエード)に濡れたズボンがひっかかり、誰かに足首をつかまれたような恐怖感を味わった。濡れたシャツが肌に張り付く不快感(腕毛が透けて見えるとさらに不快だ!)。駅の待合室で斜め向かいの女子高生が濡れたスカートをバサバサさせてた。見ないようにした(紳士きどり)。
 卒論は「可」だった。
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