ライブドア嘔吐についてふたたび

友人に先日のCM批判の話をすると、以下のような意見をいただきました。
・テレビで嘔吐シーンを放送するのは公序良俗という点において問題があるのではないか
私の批判の骨子は
・ぐるぐる回る(回転)→気持ち悪い→吐く(嘔吐)という流れ
ライブドアオートの開店をアピールするというCMの本来の目的
この2つの点についてつじつまが合い、かつ私のような無職のだらだらした人間でも思いつく安易な展開を広告会社が思いつかないという愚かしさについてでありました。
つまり「吐く」という行為がTV的にタブーだというのは考えもしなかったということです(嘘)。
そこで友人に対して2つの修正案を提示しました。
・閉まったトイレのドアを映し、音声と文字で嘔吐をイメージさせる
・しゃがみこんだ後ろ姿を映し、音声と文字で嘔吐をイメージさせる
しかし友人いわく
・嘔吐という行為や吐瀉物そのものを映すから問題なのではなく、嘔吐をイメージさせることそれ自体が問題である
とのことでした。これもまた私には考えもしなかったことです(嘘)。
仕方ないので、テレビ番組ににはびこるエロやグロについて友人に説明して押し切るという戦略を考えました。そもそも押し切ったからといって何の意味もないし、それを言い出すとこの議論に意味がないわけですが。ぼくらの生きる意味だってどこにもないかもしれません。(このように議論を無理やりマクロにしてグダグダにするのは正しくはありませんが、楽ちんではあります。)
泣く泣く嘔吐そのものを切り捨て、回転→眩暈→よろける、という流れを考えて
ホリエモンがよろけて『おーっと』と言う
というプランを提示。当初の嘔吐ほどのインパクトはなくとも、つじつまは合うね、などと新年早々くだらない、実にくだらない会話をかわした私と友人なのでした。