男4人焼肉を食べての雑感

 きのう会社の人たち4人(みんな入社1年以内・25〜29くらい?)でご飯に行った(連れて行ってもらえた)ので嬉しかったのだが、次はもうないかもしれません。焼肉。頼みすぎたので後半イヤイヤ食べました。生キャベツのうまさが実感できるくらい。もう肉イラネっていう。
 次はもう誘ってもらえないかも、っていうのは自分がコミュニケーション下手であることだけが原因ではなさそうなのです。
 ぼくは道徳の教科書に出てくるようにつまんねー男なのです。ほぼ全てが会社の愚痴と下ネタで構成されたトークに対して、車の中から手を振り微笑む皇族のような、お上品な対応しかできなかったのです。とりあえずずっとニコニコしてました。それも多少しんどかったくらいなのですが。
 ぼくは就職面接で「きみは何か変な宗教にでも入ってるのか、なんてことは聞かないけどね」なんて恐ろしい発言をされるほどにジェントルマンなので困ったものです。
 結局ぼくはよいこなので、知ってる人の悪口があまり言えないし女性に対する根源的な尊敬を捨てられなくて、それはジェントルマンとか誠実とかではなくて、小学校低学年くらいから精神が停滞してるだけの話なのでしょう。ぼくに足りないものはそれこそ足りているものを数えたほうが早いほどたくさんたくさんあるのだけれど、圧倒的に足りないのは雄度(オスど)というか、獣性(ケダモノせい)というか、そういうものなのでしょう。
 ぼくは紳士なのではなく臆病なのであり、優しいのではなくどうでもいいのであって、まじめでなくまともなのであって、相変わらず自分の部屋にしか居心地の良さを見出せないので大変だ。さすが準ひきこもり。死ねばいいのに。