今日の主張

 簡単に言いますと、どこでもドアはどこでもドアではないのです。しかしこの表現は正確ではありません。厳密に言うならば、この世にある全てのドアはどこでもドアなのです。
 どんなドアであっても、それがどこに置いてあったとしても、それはドアなのです。すなわち、どんなドアもどこでもドアなのです。
 よってどこでもドアは、どこでもドアではなく、「どこへでもドア」と呼ぶべきものなのです。どこへでも行くことができるドアなのですから。