著作権管理用の電子頭脳のようなもの

近い将来、著作権管理用の電子頭脳のようなものが発明されて、あらゆる創作活動において「パクリ」の烙印をギャンギャン押していくようになったとして、創作はそこで終わるのか。創造と記憶は名前こそ違えど、本質的に同じものではないのか。ここに人間の創造と、機械による記録とが史上最も不毛な戦争をはじめる。
もしそうなれば、自称クリエイター層は限りなく壊滅に近い状態まで追い込まれるだろうが、そこから何か優れたものを生み出す天才が1人くらいは生まれるんじゃなかろうか。しかしその天才も電子頭脳にかかれば、パクリかどうかを決めるための新たな一つのデータにしかならないのだ。どうにもならんな。
というストーリーものを考えたが、実に無理め。何が無理って、話をややこしくならないように書くことが無理め。