銃乱射ゲーム脳の恐怖

昨日の話だが、母の事故の関係で、数時間ほど甥っ子2人の面倒を自室で見ることになった。小1と幼稚園児だったかな。
うちには子供がやって楽しそうなものがロクにないので、とりあえずメタルスラッグ3をやらせてみた。
メタルスラッグシリーズといえば、緻密なドット絵・アニメパターンによるアクションシューティングゲームです。ミリタリー丸出しの1作目、ミイラや宇宙人が出てきた2、2のアレンジ版Xときて、3が個人的には最高傑作なのであります。4はゴミ。5はサギ、6は普通。
ちなみに同シリーズは第一次?少年犯罪キャンペーン期に加害者少年が遊んでいたとして「銃乱射ゲーム」と週刊誌に叩かれたことがあります。
んで、ちびっこどもなんですけど、基本的にはわいわい楽しくやってました。難易度でいえば子供らには厳しいんですが、無限コンティニューという大ヌル制度によって「死んでも死んでも勝つまで続ける」という行為が実現してしまうのでありました。
子供らでもステージやボスといった要素は分かるらしく、倒すと素直に喜んでおり大変ほほえましいのではあります。しかし彼らはド下手であり、10秒に一度は死に続けているのでした。その上でボスを倒すと「ギリギリで勝てた」とか言います。ギリギリも何も無限なんですけれどもね。
幼稚園児のほうは割とセンスがあって、教えたとおりに弾避けや攻撃を実施して、失敗すると悔しがったりする子なのでした。
しかし小1のほうがそうとう根性なしで「初期装備の手榴弾10発を投げ終わるとわざと死ぬ」「避けにくい攻撃が来たらわざと死ぬ」「安全地帯で待機し、弟にやらせる」などのヘタレスタイルを確立しており、それでいて兄貴風をふかせており、まあ子供なのでそれも愛嬌かとは思いました。
んで、しばらくはふつーにゲームしてたし、わしもそれをのんきに眺めておったのですけれども、そのうち幼稚園児のほうのテンションが上がってきて「死ね!死ね!クソッ!!」とか言い出したので非常に困った。「チャーリーとチョコレート工場(映画のね)」のマイク=ティービー少年みたく。
テレビゲームがある、というだけで子供らをわしに預けて安心されると困るくらいにはゲームは多様化しており、たとえばわしは今XBOX360がほしいのだけれど、その理由の何割かはエロバレーなので(問題発言)、無理やりな結論としては、子持ちのゲーム好きパパさんは子供の健全な成長のためにWiiを買えと。