どうでもいい話

おれは容姿とかクセなどを悪く言うのが嫌いなのである。
というと紳士であるかのようだが、そうでもない。
もっと深いところにある欠点を上手に言語化して指摘するのが好きなのである。
容姿やクセを悪く言われるのはとても悲しいことである。
それは生まれもったものだったり、無意識のものだったりするためである。
しかし、「だからしかたがない」と考えることもできる。
いっぽうで、相手の根源的な誤りを上手にすくいあげて、それを笑うのは鬼の所業である。
反論の余地もなければ、あきらめることもできない。
言ったやつを殴るくらいしかできないが、言った奴は「殴られたら勝ち」だと思っている。
おれはそういう奴なのであった。終わり。