思いついた何か2

マンガ。
舞台は現代の日本。
主人公は「自分はマンガの登場人物なのではないか」と疑っている。友人に話しても変人扱いされる。コマとコマの間に白い柱を感じたり、ページがめくられたような気がしたりする。そして実際にそれは当たっているのだが、ほかの誰にも理解されない。
主人公は「作者」に背くことを考え始める。出てこようとしないとか、マンガのルールを無視した行動を取ろうとする。いかにも現実っぽい、他の人にとっては現実である世界の中で、ひとり、それがマンガであることを感じとり、それを(変人扱いされるから控えめに)訴えながら生きていく。
最終的に作者vs主人公みたいな対立軸に落ち着いてきて、作者は主人公に対してメタ的なあれやこれをしかけるようになる。
なんか、そんなマンガ。