ノーモア★ヒーローズ
NO MORE HEROES(ノー・モア・ヒーローズ) 特典 メタル“ビーム・カタナ"アクセサリー付き - Wii
- 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: Video Game
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ゲーム性至上論者からみたら、まっったくのクソゲーなんではないか。光るところはあるが磨ききれておらず、単調であったり、中途半端であったり。
では何がよいかといえば、偏愛ポイントが非っ常ーに多いのだ。
- シナリオの荒唐無稽さ
- これに関しては、なかなかいい解釈をみつけたのでまた書く。
- キャラ立ちの見事さ&その使い捨てっぷり
- 音楽がいい。耳に残る。
- 関係ないけど、バイトの曲(歌の無いやつ)が「へっぽこマーチ」と聞こえる。
- 「へっぽこマーチ、へっぽこマーチ、へっぽこ マ・ア・チー♪」
- PCMっていうの?ピコピコした音の曲もいい
- あのランキング表示が好き。
- 関係ないけど、バイトの曲(歌の無いやつ)が「へっぽこマーチ」と聞こえる。
- 映像もいい。
- その他こまかいとこに偏愛がみっちり
- おれは「はいここでアクションシーン入りまーす」的な「A押せ」シーンが好きすぎる。
- あとシルヴィアからの電話とかも、間の使い方がすげえ上手だなーという印象。ボス前ですよーって。
- プロレス技の無駄な多彩さ。
- ダークサイドモードの映像表現とか。ブラッドベリーチョコレートサンデーイ!テンション高ぇ。
- カードがたまっていくと部屋がオタク部屋になっていくあたりとか。
- 戦闘のアクション周りは本当、文句ない出来。楽しい。
- とどめのリモコンずばっ!プロレス技でリモコンをふんっ!
- リモコンの立て・伏せで上下段を切り替えるのも発明だと思う。
- トイレでセーブ。再開時もトイレから始まる(タイトル→ロード→トイレじゃなくて、いきなり)。
- 敵が死ぬときに黒い粉になって金がジャラジャラ入ってくる演出。
- たぶん残酷描写への配慮なんだろうけど、おれは血がドバドバより好き。
- おれは「はいここでアクションシーン入りまーす」的な「A押せ」シーンが好きすぎる。
なんだかんだで語ると止まらないのでやめるけど、人を選ぶのは間違いない。10点満点で採点したグラフを作ったら、9点と4点あたりの2つの山になる気がする。大手が作る万人向けのシリーズ物だと、隙のなさで7点〜8点あたりに大きな山を作るもんだろうけど、そういうの気にしてるんだかしてないんだか。
「なんだこれわ!」ってなっていろいろ調べたら、この会社のゲームは須田ゲーとか言われてて、ノーモアはこれでも万人向けを意識してあるらしい。というわけでキラー7がどれほど「なんだこれわ!」なのか見てみたいなぁとか思いつつある。
関係ないけどメーカーの枠を超えて、東映まんがまつり的に「ゴッドハンドvsノーモア★ヒーローズ」をやってほしいなーと思った。アツい!