アンチクリスマスと己の愚かさについて

アンチクリスマス的な内容のエントリを書こうと思った。
「ジングル・ベル」「メリー・クリスマス」まるで邪教の魔神を覚醒させる呪文のような、とか。人々は樅の木を悪趣味に飾り立て、とか。
巨大な角を持つ獣の群れにソリを引かせ、漆黒の空を舞う、とか。熊と見まごう巨体、血塗れのごとき真紅の衣、とか。
別にクリスマスに恨みはなく、それをめでたがる人々にも悪意を持つ気はない。なんか面白いからそんなん書きたくなっただけである。書き切る文才がないからやめたのである。
しかしぼくが今クリスマス不機嫌なのは事実で、それを踏まえてタイトルも考えてあった。
「不機嫌な寺院」
某ドラマタイトルと不機嫌な自分と異教徒の祭(?)を憎々しげに眺める坊主をイメージさせる、実にくだらないタイトルだと思う。
ぼくは馬鹿なんだと思う。