仕事の愚痴1

同じスタート地点から同じゴール地点を目指したとして、
・遠回りのルートで全力疾走した人
・最短のルートをのんきに歩いた人
が同時にゴールに着いたら、うちでは走ったほうがほめられる。「よくがんばったね」って。
歩いた人はちょっと怒られる。「走ればもっと早く着いただろ!何やってんだ!」って。しかし仮に走って早く着いたら、残りの時間で次のゴールまで行かされる。
ぼくは「がんばってるつもりなんだけど、外から見てもちっともがんばってるように見えない」タイプなんだそうだ。ぼくは羞恥心のかたまりなので、自分の必死さや失敗が伝わるのが嫌だから、意識してがんばりを見せないという側面もあるにはある。しかしそれでなくても、忙しくてしかたない状況でも、そうは見てもらえないということがよくある。なかばあきらめている。
最初のたとえ話でいくと、まずぼくはルート探索に時間をかける。「あ、この経路がいちばん近いわ。これならこのくらいの速度で行けるな」というところまでまとまってから、適した(と自分で思う)速度で行く。
もっというと、ぼくよりも足の速い人や、ぼくよりも道に詳しい人にかわりに行ってもらうかもしれない。それはぼくが楽をしたいからではなくて、そのほうがロスが少ないからだ。
そういう話を少しだけ上司としたけれど、あまり理解してもらえなかった。