仕事の愚痴2

スタート地点にピンポン玉かなんかが大量にあって、それをゴールまで運ぶという状況だとする。
・めいっぱい抱えられるだけ抱えて、こぼしながら急いでゴールへ向かう人
・ひとつもこぼさずに運べる限界を意識して、適量を落ち着いてゴールへ向かう人
が同じ数だけピンポン玉を運んだら、うちではこぼしながらの人がほめられる。「よくがんばったね」って。
むろん運ぶものがガラス製品かなんかだったらこぼさないほうがほめられるし、生鮮食品かなんかなら早いほうがいいだろう。ものによってちがうというのはわかる。どこに重点をおくか、という話なのではある。でも、そのこぼれた事例がいったいどの事例なのかは、こぼれてみないとわからないわけで、客商売であればとくに、そうでなくとも、こぼされた事例の関係者全体の迷惑を考えると、限界に挑みながらことを進めるのが正しいとは思えない。
この話は上司にはしてないけど、たぶん伝わらない。